このページについて
このページは、 Open Directory Project (ODP) / dmoz についての一般的な疑問への答えを示すことを目的としています。このページは、ODPのボランティア・エディタである ywad が個人として提供しているものであり、Open Directory Project (ODP) / dmozやその運営母体であるNetscape社とは関係がなく、これらの組織の公式見解ではありません。必ず、dmoz.org上にある公式資料をチェックするようお願いします。
このページは、 Open Directory Project (ODP) / dmoz についての一般的な疑問への答えを示すことを目的としています。このページは、ODPのボランティア・エディタである ywad が個人として提供しているものであり、Open Directory Project (ODP) / dmozやその運営母体であるNetscape社とは関係がなく、これらの組織の公式見解ではありません。必ず、dmoz.org上にある公式資料をチェックするようお願いします。
「Open Directory Project (ODP)」は、インターネット上で世界最大の、人の手で編集されたディレクトリを作ろうとするプロジェクトです。「dmoz」はこのプロジェクトの成果物のことを指し、 dmoz.org で公開されています。ODP/dmoz は米国 Netscape 社の所有物ですが、実際の構築作業のほとんどはボランティアの編集者、すなわち「エディタ」によって行われています。
2005年5月時点で、掲載サイトの数はおよそ400万件を超えており、全世界をカバーするグローバルなディレクトリとしてはかなり前から世界最大となっています。そのうち英語のサイトは250万件で、英語の世界の中ではやはり最大。英語以外の言語で書かれたサイトは150万件。日本語のサイトは World/Japanese/ 階層にまとめられており、掲載数は10万件を超えています。
エディタの人数は、プロジェクトが誕生した1998年からの累積で約70000人ですが、現在何らかの意味で「アクティブ」なエディタは数千人であると言われています(この数値は「アクティブ」の定義によって変わります)。
参照: Open Directoryプロジェクトとは — dmoz.org上の公式の説明
ここで言う「ディレクトリ」とは、インターネット上にある Web サイトのリンク集のことを指しています。インターネット上には無数の Web サイトがありますが、それらを収集し、各々のサイトのテーマやトピックに沿って分類することが ODP/dmoz の目標です。例として、dmozの日本語階層のさまざまなリンクをクリックしてみてください。トピックを示す「カテゴリ」が階層的に整理されているのがわかります。
これとは対照的に、Googleなどのロボット型検索エンジンは、これらのサイトをプログラムによって定期的に巡回し、サイトに含まれているテキストや画像に対して、単語やフレーズによる検索ができるようにしています。
ロボット型検索エンジンを使ったことのある人が必ず経験するのが、自分が情報を得たいと思ったトピックのサイトがなかなか見つからないという問題です。一方、ODP/dmoz などの人の手で作られたディレクトリでは、エディタが実際に訪れてその内容を確認したサイトが、トピックに沿って論理的に分類された適切なカテゴリに、サイトの内容を簡単に要約した説明文とともに掲載されているので、自分の探している情報に行き着ける可能性が高くなっています。また、これらのカテゴリは論理的に分類されていますから、関係のある別のカテゴリを参照するというようなナビゲーションも可能です。
ディレクトリに掲載されることによって、ディレクトリの利用者にサイトの存在を知ってもらうことができます。また、ODP/dmoz には、Googleを含む多くの検索エンジンのロボットが定期的に巡回しているというメリットがあります。できたばかりの、どこからもリンクが張られていないサイトの存在をウェブの世界に知らせたいとき、ODP/dmozは手軽で便利な手段の1つです。
dmoz.orgには、ODP/dmozに関する公式の資料が多数存在します。以下に、代表的なものを示します。冒頭に書いたように、このFAQファイルはエディタ個人の立場で書いているものですので、ODPの公式な見解を知りたい方は、これらの公式ファイルを参照するようにしてください。
残念ながら、ODP/dmozに関する日本語での情報交換の場はほとんどありません。以下に、英語での情報交換が活発に行われているフォーラムを紹介します。
ほとんどの人は、dmoz.org本家よりもGoogleディレクトリの方を目にする機会が多いでしょう。Googleディレクトリはdmozとそっくりの構造を持っていますが、これはGoogleディレクトリがODP/dmozのデータを利用しているからです。
ODP/dmozは、定期的に(通常は週に1回)、ディレクトリの内容をRDFという形式のファイルに出力しています。このファイルは、ライセンスに従いさえすれば、誰もが無償で使用することができます。Googleディレクトリは、このファイルに独自の修正を施したものです。このように、ODPのデータをライセンスに従って利用しているディレクトリのことを"downstream user"、すなわち下流ユーザーと呼んでいます。どのような下流ユーザーが存在するかを知りたい方は、dmozの Sites Using ODP Data カテゴリを参照してください。
ODPは、Googleを含むこれら下流ユーザーとの間に、何の提携関係も持っていません。ODPが公開したデータを、下流ユーザーが「勝手に取っていく」という関係にあります。
参照: 「dmozに掲載されました。Googleディレクトリに反映されるまでにはどれだけかかりますか?」
ODPは、ディレクトリの内容、つまりカテゴリ構造や、掲載サイトのURLや説明文を、定期的にRDF形式のファイルとして出力し、誰もがダウンロードできるようにしています。詳しくはOpen Directory RDF Dumpを参照してください。このファイルを加工して、独自のディレクトリを作り、インターネット上で公開することもできます。その場合には、Open Directory Licenseにあるライセンスの条項に従う必要があります。
参照: ODP Social Contract — ODPがデータを無償で公開している背景にある精神を説明しています。
Google、Yahoo!、MSN Searchなどのロボット型検索エンジンの検索結果ページに、ODPのサイト説明文が使われることがあります。どのようなときにODPの説明文を使用するかはそれぞれ異なるようですが、「サイトのTITLEタグが存在する場合はそれを使い、存在しない場合はODPの説明文を使用する」といった類いのロジックを使っているケースもあるようです。
このように、ODPの活動の成果はdmoz.orgというディレクトリの形だけではなく、個々のサイトに関する説明文という形でメジャーな検索エンジンによって使われています。
サイト作者にとってのメリットの項で述べたように、自分が作ったサイトの存在を世界に知らせるための手段として、ODP/dmozは非常に効果的です。このため、多くの人がODP/dmozに対してサイトの「推薦」を行っています。推薦されたサイトは、いずれはエディタによって「審査」され、掲載すべきだと判断された場合には、適切なカテゴリに掲載されます。このプロセスは、Open Directoryへのサイト推薦方法に従うようにすれば効率的に進みます。以下に、特に注意すべき点を示します。
各カテゴリの画面の下の方に「カテゴリエディタ」としてエディタの名前が表示されていることがあります。エディタがいない場合、このスペースには「このカテゴリにはエディタがいません」という文字列が表示されています。しかし、カテゴリはエディタのいる/いないとは関係なしに編集されますので、心配せずにサイトを推薦してください。
ODPでは、各エディタはディレクトリの階層の中で、自分が位置しているレベル以下のすべてのカテゴリを編集することができます。たとえば、「World/Japanese/アート/音楽」という場所にいるエディタは、「音楽」カテゴリの下にあるすべてのサブカテゴリを編集できます。またそれ以外にも、ディレクトリ全体を編集できる特殊権限を持ったエディタもいます。これらの理由から、「その場所を編集するエディタがまったくいないカテゴリ」なるものは存在しません。
推薦されたサイトは、「未審査」のサイトとしてdmozサーバーのデータベースに入ります。ODPエディタはこのシステムにアクセスし、審査を行います。以下、推薦されたサイトがなかなか掲載されないことが気が気でない人のための注意書きです。
まず、サイトの掲載場所、タイトル、説明文のいずれもが、ODPエディタの判断によって決定されることに注意してください。エディタは、ガイドラインの編集スタイルガイドやその他の決まりに基づいて、客観的な立場からこの種の判断を行います。
サイトの内容が変わったためにいまの場所、タイトル、または説明文が不適切になった、あるいはサイトが移転したというようなケースでは、そのカテゴリの右上にある「URLを更新」リンクを使用して、変更のリクエストを出すことができます。なお、以下の点に注意してください。
ODPはボランティアのエディタが中心になって進めているプロジェクトであり、ディレクトリ作りに関心があり、公正な立場からの編集を行うことができるあらゆる人を歓迎しています。エディタになるための申請の審査は、経験を積んだボランティア・エディタによって行われます。
エディタに応募するには、自分が編集したいと思うカテゴリの画面の右上にある「エディタになろう」というリンクをクリックします。このリンクが表示されていないカテゴリでは、新規エディタを募集していません。以下に、応募にあたって注意するべき点を示します。
審査の結果、エディタになると、自分が担当するカテゴリを編集する権限が与えられます。ODPでの編集は、オープンディレクトリ編集ガイドラインに則って、さまざまなエディタ専用のツールと情報交換用の内部フォーラムを利用しながら行うことになります。これに慣れるまでにはしばらく時間がかかるでしょう。
いったんエディタになり、編集経験を積んでいくと、編集範囲を拡大していくことができます。したがって、最初に応募するときには、必ずしも「本命」のカテゴリを選ぶ必要はありません。また、少なからずのエディタが、ODP内での編集経験を積むうちに、当初は思ってもいなかった広い範囲で編集活動を行うようになります。
ODPはアメリカ生まれのグローバルなプロジェクトであり、母語の異なるエディタ間では英語が共通言語として使われています。しかし、ガイドラインを含む基本的な文書や、編集作業に使用する基本的なユーザー・インターフェイスはほとんどすべて日本語化されており、日本語専用の(要するに、普通の「日本人」が常駐している)エディタ用フォーラムも存在します。ですから、日本語を読み書きする能力さえあれば、日本語階層での編集活動には何の支障もありません。
もちろん、プロジェクトにもっと広い範囲で関わりたいと思った場合には、英語の能力が大いに役立つ局面が必ずや出てくるでしょう。また、その他の言語を使いこなせる人には、もっと興味深い活動場所があります。World階層のさまざまな言語たちが、新しいエディタを待っています。
Googleディレクトリとの関係の項で説明しているように、GoogleディレクトリはODP/dmozのデータを利用している下流ユーザーの1つであり、何か特別な提携関係があるわけではありません。ODPはRDFダンプを自らのサイト上で公開しているだけであり、Googleはそれをダウンロードして勝手に利用しているという関係にあります。したがって、dmoz上での状態がGoogleディレクトリにいつ反映されるかは、Google次第ということになります。
過去の実績では、だいたい2~3か月遅れで反映されていますが、ODPとGoogleの両方の側の都合で、この期間の長さは大きく変動しています。いずれにせよ、ODPの側では何のコントロールも行っていないので、更新スケジュールについては個々の下流ユーザーに直接問い合わせてください。
dmoz.orgの検索ボックスでは、残念ながら日本語が使えません。偶然使えるように見えることもありますが、実際には正しく機能していません。ドメイン名での検索は可能です。たとえば、www.foo.comというサイトは、検索ボックスに"foo.com"と入力すれば検索できます。ただし、この検索機能のデータベースはRDFダンプをベースにしており、しかもあまり頻繁には更新されていません。したがって、dmoz.orgのカテゴリ内には掲載されていても、それが検索結果に反映されるまでにはしばらく時間がかかります。
このような理由から、ODPの検索機能は、主にエディタが編集作業を行う際に利用する機能であり、一般のユーザーにはあまり役に立たないものと考えた方がいいでしょう。
何らかの理由でODPエディタに連絡したい場合には、各カテゴリの下の方に表示されている「カテゴリ・エディタ」のリンクからたどれる「プロファイル・ページ」で、そのエディタにフィードバックを出すことができます。たとえば、エディタywadに連絡するには、ywadのプロファイル・ページにある"Email: Send to ywad"のリンクを使用します。ただし、以下の点に注意してください。
ディレクトリにエディタの不注意や不正行為を思わせる問題を発見した場合には、一般ユーザー向け濫用レポート・システムを使って報告することができます。このシステムの詳細については、FAQを参照してください。